トイレの水漏れは和式なら修理無しでもいけます

築35年くらいの賃貸アパートですと、「和式」の水洗トイレが付いている部屋がたまにあります。水漏れなどトラブルが起こったとき、一人暮らしの場合しかも一人暮らしを始めたばかりのときは、特に注意が必要です。それは、ある日突然水道料金の自動引落しの2万円の領収書が届くからです。1ヵ月の下水道料金が2万円ということは、ずっと1ヵ月間トイレの水が流れっぱなしだったことになります。

一人暮らしを始めたばかりの頃は、トラブルに関してもまだよくわからないのです。静かになった夜に気づくのですが、何かチョロチョロと水が流れている音が聞こえてきます。どこかなと調べてみると、なんと和式水洗トイレからです。縦長の便器の後方から真っ直ぐに細い水流の筋ができて前方へ流れ続けています。

そんなに慌てることもない静かな流れで、便器から溢れることもないのは、洋式ではなく幸いにも和式であったおかげかもしれません。それから日によって流れの勢いは変化します。ザーザーと流れている日もあれば、チョロチョロと流れている日もあり、まったく流れていないつまり一瞬水漏れが止まっている日もあるのです。これが「和式」水洗トイレの不思議です。

普通なら修理を依頼するところでしょう。部屋を管理している不動産屋さんに連絡すればおそらく無料で修理してもらえます。しかし、それすらも面倒臭いと感じるセルフネグレクトであった場合は、えらい事になると思うかもしれませんが、2万円をピークにそれ以降はまったく気にならないレベルの請求料金になります。もちろん水漏れしていないケースより高いですが、4年間近く修理も何もせずに生活した事例があります。

水漏れに強いのは「洋式」ではなく「和式」ということが証明されました。